梟の島 -叙情的叙景詩-

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長崎散策(8):花園市場と花園町,桃色の空の下。

花園市場。 2022.08.02 長崎

 


8月2日(火),長崎出張当日。午前は日新ビル,岩永市場を巡り,館内町,十人町,中新町の階段を歩いた後は,銅座町・船大工町の歓楽街,丸山町の検番裏の一角を散策。仕事後は西町中央市場,平和マーケットを訪れた。

▼西町中央市場はこちらから。

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19時15分を回り,いよいよ日没。最後は軽く街を歩く。

 

平和マーケットから坂を上り,岩見町の裏道を歩く。

 

花園町へ,坂を下る。

 

花園市場。今回の散策のリストに入れていた場所であり,営業時間外であることは確定的だったが訪れてみた。今日は時間が遅いから閉まっているのか,営業している店舗がそもそもないのか,現地を見ても判別できなかった。

 

全部トマソン化している。外廊下が撤去されたという事だろう。

 

市場の裏手に回る。

 

隅切りにシャッター。

 

市場の裏口。ストリートビューで見るよりも傷みが進行している。

 

扉は開かない。

 

電停に戻るべく街の中心部へと歩くと,空が激しく燃えていた。

 

古い建物が並ぶ。

 

残照,雲が激しく焼けている。

 

夕月も浮かぶ。

 

遠征3日目の疲れた身体に鞭を入れ,坂の上から夕空を拝むべく階段を駆け登る。

 

息が弾む。

 

すさまじい色だった。

 

鉄塔を仰ぐ。鮮やかだが優しい空だった。

 

車の屋根に,空の色が反映する。

 

立岩神社。

 

刹那の燃焼が終わると,気付けば周囲はかなり暗くなっていた。

 

充実した一日が終わってゆく…。

西町中央市場と平和マーケットで頂いた過剰なまでの優しさを,次は誰に回せば良いのだろう。そんなことを考えながら歩き,平和公園の電停に着く頃には完全に夜の帳が下りていた。

電気軌道はそこそこの混雑であった。コンビニに寄ってからホテルに戻り,例のトウモロコシとサツマイモを夕飯に頂いた。夜はSDカードが一杯になってしまったのでコンビニに買いに行き,そこで別のホテルに泊まっていた社長にばったり出会い驚いたのだった。

 

翌日は早朝に集合し「島」へ。2度目の訪問である。ぎりぎり雨を免れた曇天の前回とは打って変わって,今回は天候に恵まれ,光景は全く異なって見えた。前回よりも仕事が多く,自由時間は僅かではあったものの,夏晴れの島の雰囲気を堪能することができて満足だった。晴れている方が「廃墟感」が強まるように思われた。小さい物件であれば,曇天の薄暗さによりそれが強調されることも少なくないのだが,ここくらいに大規模になると,曇天では「遺跡感」が勝ってしまうのかもしれない。晴れていた方が「生活の痕跡」や「人の不在」に意識が向かうように思えた。

本島に戻り,午後の打合せを無事に終え,20分ほど時間が余ったので,長崎駅前で時間を潰した。

 

15分ほど粘り,最後の最後に200形がやってきた。

 

出発を見送り,これにてタイムアップ。

 

夕方の787系かもめで博多に帰る。これが最後の在来線特急かもめ乗車だった。

九州特急らしい贅沢な車内空間で,早々にハイボールを呑み,空腹に耐えられず早々に駅弁を食した。

これだけの長旅は久々だったからだろうか,夕方の美しい車窓を眺めながら,久々に「後ろ髪を引かれる」という感覚を味わった。しかし何処からか「また来ればいい」と,力強く東京に帰して貰っているような感じもした。

流石に疲労が蓄積していたので,佐賀から博多までは殆ど眠っていた。目が覚めると博多まで残り5分,今日も夕焼けが綺麗だった。

山陽新幹線にすぐに乗り換え,岡山へ。この間もぼうっと過ごしていたっけ。

 

くたびれた足を引きずるようにして,駅から少し遠い銭湯まで15分ほど歩く。想像していたよりも地元客で賑わっていて,肩身が狭かった…。

復路も歩くのが面倒で,体力も尽きつつあったので,近くのバス停から駅に戻る終バスにぎりぎりで乗った。駅でハイボールのロング缶を買い足し,ごみ箱にペットボトルを捨て(終電の終わったホームまでわざわざ上った),22時半すぎに発つサンライズで帰京。復路は+1,100円でシングルの上段を取り,快適な夜を過ごした。

 

東京駅からの朝の帰路の記憶は,驚くほど何も残っていない。翌日の水曜は朝から普通に仕事をした記憶があるのだが,どこかふわふわとした気分であった。サンライズ2泊・東横イン3泊,合計5泊4日の長旅は,蓄積していた鬱憤を晴らすには十二分であった。

 

 

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