梟の島

梟の島 -叙情的叙景詩-

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長崎電気軌道(1):雨の朝,200形・300形を撮る。

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長崎は雨。 2020.09.16 長崎駅

 


2020年9月15日(火)は,長崎出張前日の移動日。新下関で新幹線を途中下車し,新地西町・下関新地跡を堪能。続いて,関門トンネルで海峡を越え,門司港の馬場遊郭跡を散策。最後は門司中央市場を撮影し,3時間ほどの鉄路で長崎に到着した。

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東京を発ってから14時間,時刻は既に23時。今日はもうホテルにチェックインして寝るだけである。駅前の陸橋を渡ると,長崎電気軌道の電車が停まっていた。

 

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「終電です,まもなく発車します」と,運転士のアナウンスが聞こえる。後から調べて分かったのだが,何とこの列車は激レア,1日に片道1便のみの2系統だった。しかも車両は300形である。長崎での初撮影は,とんでもない幸運から始まった。

駅前のホテルにチェックインし,就眠。翌16日は,昼からの打合せまで時間があるので,電気軌道を撮影する。起床するとかなり強い雨が降っていたが,せっかく駅のすぐ近くに泊まっているので,長崎駅前電停の歩道橋で初電を迎えよう。

 

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1番列車は1500形だった。1系統の崇福寺行である。

 

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昨晩2系統で蛍茶屋に行った309号が,3系統で蛍茶屋から戻って来た。

 

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「211形」の215号が,3系統・蛍茶屋行きでやって来た。

 

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日の出の時刻はとうに過ぎているのだが,厚い雲が光を阻んでおり,辺りはまだ薄暗い。

 

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車の少ない6時台,濡れた路面をゆく。

 

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306号は,ヘッドライトがLED化されている。ちょっと幽霊のような,サイボーグのような感じがある。

 

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乗降客が少しずつ増えて来た。

 

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全金属製「370形」の末っ子・377号は,BOSS COFFEEの広告を身に纏う。

 

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電停の北側の歩道橋へと移動する。次から次へ,間髪入れずにやって来るので,定点観測でも十分に楽しめる。

 

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雨を切り裂いて,御年70歳の209号がやって来た。

 

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307号,310号の離合。

 

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雨が一層強まり,路面はすっかり水に覆われていた。

 

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次第に交通量が増えてきた頃,309号が赤迫から戻って来た。

 

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雨の朝。

 

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駅前の風景に溶け込む。

 

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209号が帰って来たので,そろそろ移動してみよう。

 

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土砂降りの中を15分ほど歩き,1系統・出島~新地中華街間の日新ビル・印刷会館前にやって来た。1501号のカラーリングと2棟の壁面が絶妙にマッチする。

 

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ここで200形・300形のオリジナルカラーの車両を待ったのだが,一向にその姿を見ることが出来ないまま,時間だけが過ぎていった。最後に自分とほぼ同世代の1300形を撮影。荒川線の7500形を彷彿とさせる顔のデザインである。

 

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1号線と5号線が合流する交差点にて。1501号は白色の幕を掲示し,浦上車庫へと帰って行った。

 

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5号線には500形が居た。緑と黄色の方向幕がポップである。運転台の窓も非常に大きくて,四角さを感じるデザインである。この車両もヘッドライトがLED化されていて,少し気持ちが悪い…。

 

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側面の扉の位置,窓の四角さ,方向幕など,300形とは大きくデザインが異なっている。古参とはいえ,年の差12年は大きいものだ。

さて,あまりにも雨が強かったので,靴下を完全に犠牲にしながらの撮影となってしまった。ここで電気軌道の撮影を終えて,大浦天主堂グラバー園思案橋の街並み,崇福寺を順に見て回ろう。

長崎建築紀行その1へ続く。

長崎電気軌道,夕方・夜の撮影分は長崎電気軌道その2へ続く。

 

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