角のある意匠。 2021.10.18 土浦
10月18日(月)。水戸出張の当日である。前日は桜町の歓楽街,川口ショッピングセンター MALL505,土浦名店街などを巡り,看板建築群を撮り歩きながら駅西口を北上し,旧真鍋宿で日没を迎えた。
▼その1はこちらから。
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18日はわざわざ早朝6時前に起床。朝食のコンビニパンを頬張り,カメラだけを持って朝の散策に出掛けた。
異様なサイズ感。時折このような,階高に対して看板部分がやたら大きい建物を見掛けるのだが,やはり根底には「大きく見せたい」という願望が存在しているのだろうか。
八間通りに出た。
朝の光が,街を柔らかく照らしている。
筑波銀行桜町支店の西側へ歩いてゆく。マッサージ店の脇から奥に路地が伸びている。
平等に朝は訪れる。
荒れた空地と古家。
そしてこの日のお目当て,ナカムラ時計店の看板建築に到着。
6本のツノが生えている。
小ぶりだし,際立った装飾は無いのだが,存在感は十分である。
これで土浦に現存する著名な看板建築は,一通り押さえることが出来ただろうか。
南へと折れる。
八間通りの1本南の道。朝陽が眩しい。
さらにもう1本南の細い路地。
その南は「きらら通り」,六間通りとも呼ばれるらしい。大通りの風格が漂うが…。
きらら通りから南北にも路地が走る。こちらは北側への道。
夜の店の看板がちらりと顔を出す。
静かな朝。
すぐ近くの駐車場には,早朝にもかかわらず黒塗りの車が多数停められていて,物々しい雰囲気だった。
今度はきらら通りの南側へ。
嘗て店舗だったと思しき建物。
BAR すずらん。電球の明かりはもう灯らないのだろうか。
スナックや居酒屋が並ぶ一角。
さて,桜町2丁目の「クリーン」な場所の紹介は簡単に終えて,肝心の中心街へと踏み込もう。
その9へ続く。
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