小さな歓楽街。 2022.02.23 福生
2月23日(水祝)。Twitterのフォロワー氏の投稿を見たことをきっかけに計画していた福生散策を実行に移した。
青梅線に乗るのはいつ以来だろう。西立川以遠は特に久しぶりだった。
のんびりとした立ち上がりで,15時すぎに散策を開始。まずは西口を出て南,銀座通りへ入った。
3連の街灯。こういう贅沢な心は,現代にも生き残っているだろうか。
電柱と街灯を圧縮するだけで,これほどにも雑然としてしまう。
アールの付いた食堂。
猫。このあと車が来て,びゅーんと逃げてしまった。
点在する建物を記録。
本町通り。
ふたたび銀座通りに入り,そこから脇道に逸れつつ,気になった建物を撮影していった。面的に商店街が広がっていたようだが,現在その多くは住宅へと姿を変えている。
石塀の家。
本町通りを歩き,線路を渡る。
やなぎ通りも越え,本町第七南信号から北へ。
都道165号を渡ると,福生随一の歓楽街,旧赤線地帯ともいわれるエリアである。
派手なラーメン店。旅先なら入りたいところだが。
早速,カラフルな街が姿を現す。
見ていて飽きないが,もうこの時間だと陽の光が入らないようだった。道路の方向からして,夏の午前中あたりが撮影に向いているようだ。
何かいる。
ネオンフェチ。
猥雑で美しい。
なかなか格好良かったので撮影してみた。
この猥雑さ。それでいて看板は概ね幅の等しいものが並ぶという,これもやはり「雑然とした整然」であり,記号的には至高なのである。
富士見通りを渡り,北へ。
交差点の辺りは,富士見通りの拡幅工事が進行中だった。この数年でかなりの建物が失われたようだ。
富士見通りの北西に,歓楽街の裾野が広がっている。
赤の街角。
ラブホを突き当たりに据え,夕刻の街にレンズを向ける。
日常。
ラウンジ姫。
福生の歓楽街には勿論,目と鼻の先にある横田基地との関連がある。歴史についてここで敢えて纏めようとは思わないので,興味のある方は各々調べてみて下さいませ。
その2へ続く。
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