梟の島

梟の島 -叙情的叙景詩-

-叙情的叙景詩-

盛夏の五能線撮影(2):千畳敷のビビッドな朝。

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タラコ,青海を背に。18.08.07 五能線 大戸瀬千畳敷

 

2018年8月7日(火)。博論最終版提出直後に旅立ち,青森旅行へ。下北・津軽半島を3日かけて周遊し,この日は朝から五能線の撮影だ。前泊地の十三湖から移動し,鰺ケ沢~鳴沢の有名撮影地,そして大戸瀬千畳敷の田野沢陸橋を巡ってきた。

anachro-fukurou.hatenablog.com

 

3本目の快速・3524Dまでは少し時間が開くため,千畳敷に戻って観光する。「民宿田中」のお姉さまに「朝ご飯たべた~?」と声を掛けて頂くも,鳴沢の閉店直前のローソンでパンを買ってしまっていたのと,店に入るほどは時間に余裕がないため,残念ながら美食にありつくことは出来ず。千畳敷の岩の上でメロンパンを食した。

 

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中央の岩は「鎧岩」だったか。

先程までは感じなかったのだが,この岩の上に立つと風が恐ろしく強かった。

 

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海床が隆起したというこの地形。

 

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岩は思ったよりも平たく,興味深い。

三脚を立てて記念撮影をした直後,パンのゴミを突如吹いた強風に飛ばされてしまった。日本海よ,ごめんなさい。

さて,そろそろ時間だ。再び西へと車を走らせる。3524Dは風合瀬驫木間の,驫木駅手前のカーブの撮影地で仕留めることにした。あらかじめ目を付けておいた駐車スペースに車を止め,ガードレール横の路側帯から撮影アングルを固める。この手の単調な構図は,解を見定めるのに案外苦戦する。直前まで腐心し,どうにかギリギリで「正解」と思しきアングルを見つけた。

 

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夏の朝の清涼感。キハ40,愛らしいなあ。

 

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振り返り,後追い。快速は驫木駅に目もくれず,淡々と等速直線運動を続けていった。

 

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ヨメ氏に託した1枚も編集。上々の仕上がりであった。

 

ここから,再び千畳敷へと戻る。今回の旅程で多用する,反復横跳び的な移動・第一弾である。ただし今度は海岸ではなく,千畳敷駅に停まる列車を俯瞰撮影するために,風合瀬から西,驫木駅方面へといったん進み,内陸を走る農道をぐるっと回って千畳敷の展望台を目指す。しかし,農道を走っていても展望台への案内は全くといっていいほど現れず,地図を頼りに到着した展望台の入口の十字路にすらほぼ何の看板もない。展望台の傍らにちょこんと鎮座する大戸瀬灯台は完全に藪に埋もれてしまっており,近付くこともままならない。そして肝心の展望台も草がボウボウに生えており,千畳敷の岩が見えないどころか,展望そのものがない。そのくせ何やら不思議な像がガラスの箱のような展示室の中に並んでいて,おどろおどろしい。階段で千畳敷駅方面へと下ってゆく道も草ボウボウで,先人の足跡もほぼ見えず,蜘蛛の糸も多かった。疑心暗鬼で先へ進むと,これが撮影地への正解のアプローチ道で,階段を下ると視界がある程度開け,プラットホームと千畳敷が見渡せる場所があった。ここで待ち構えていると,程無くして2529Dが顔を覗かせた。

 

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なんとタラコがファインダー内に登場。よりにもよって俯角が付いて正面がちの構図でタラコが来てしまうあたり,少し運が無いようだが,この思いはすぐに払拭された。

青い海と,青い空,プラットフォーム横の「大仏岩」とタラコのキハ40。いい絵じゃないか。

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千畳敷駅に停車。色の共演。

 

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大きな声で唸りながら,眼下を駆け抜けていった。

今回の旅は青森の海岸線をずっと回ってきており,サブテーマが「灯台」と「岩」になっている。列車の撮影を終えて車に戻る直前,少しだけ藪を漕いで,大戸瀬灯台に記念の「タッチ」。 

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ここからはドライバーを交代し,再び西を目指した。

その3へ続く。

 

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