梟の島

-追想の為の記録-

盛夏の五能線撮影(5):十二湖~大間越,タラコを「追っ掛け」。

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鮮やかな点景。18.08.07 五能線 大間越~岩館 
 

2018年8月7日(火)。五能線撮影初日は,鰺ケ沢側から西,そして南へと進路を取り,十二湖のガンガラ穴を経由して,あきた白神~岩館の撮影地で昼の撮影をした。

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さて,ここから再び北上する。またもや「反復横跳び」的な行程は,撮影本数を最大化するための知恵である。その途中,ドライブイン福寿草で,ざるそばを猛スピードで食す。特にあきた白神~岩館の撮影がなかなか暑かったので,この涼しい空間と冷たい蕎麦が丁度ありがたかった。後に再訪する予定のドライブインからの望遠の撮影アングルを確認したのち,さらに北上し,再び十二湖のガンガラ穴付近へと向かった。

目指しているのは,ネットで作例がほぼなかったが魅力的な構図で目を引いた,岩崎漁港を俯瞰するアングルである。この上り口を探そうと試みたが,一向にヒントは見当たらず。これは難しすぎると確信して早々に断念した。後日調べなおすと,どうやら城跡に上るための分かりやすい上り口が撮影地の東側にあったらしい。

結局,先程と同じ賽の河原ではあまりにも芸がないので,ガンガラ穴の岩場からローアングルで撮るという代案を採用し,ここで336Dを撮影した。岩館に続き,無事に晴れてくれた。2タラコ+1秋田色は,いい差し色になった。

 

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最高の夏休みである。


撮影終了後,海に落ちぬように岩の上をスタスタと歩き,車に飛び乗り,先程昼食をとったドライブイン福寿草まで先回りすべく,この336Dを追う。姿こそ見えなかったが,松神駅までにどうやら列車を追い越すことには成功したようだ。このまま淡々と走り,ドライブインふたたび。追っ掛け(先回り)は無事に成功し,再び336Dを撮影する。さて,準備は万端。2度おいしい,車移動ならではの撮影を堪能しよう。

 

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大舞台に,朱の点景。

 

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これぞ,五能線の夏。絶景区間をゆく。

 

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スペクタクル。


撮影終了後はすぐにあきた白神駅付近の「ハタハタ館」に向かい,温泉でここまでの撮影の疲れを癒す。特に午後は陽射も強く,想定よりもかなり暑かったため,汗を落とせるのがとても気持ち良かった。温泉は露天風呂。強烈な夏の陽射を全身に浴びながらの入浴は,何だかとても新鮮であった。

風呂上がりには,ラムネ味の白神フロートと,「さるなし」とバニラのハーフのソフトクリームを美味しく頂く。虻に襲われそうになったので食べている途中で車内に避難したり,車を駐車場内の日向から日陰へと移動したり。ここで野球部時代(正確に言うと,研究室のソフトボール大会時代に買い足したものだが)のピチピチシャツを着て,この上に半袖Tシャツを着る。便利な着替えパターンだ。夕刻の撮影まで,暫しゆっくりと流れる「旅」らしい時間を楽しんだ。

 

その6へ続く。

 

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