梟の島

梟の島 -叙情的叙景詩-

-叙情的叙景詩-

日立セメント太平田鉱山(1):貯鉱場に輝く石灰石。

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(「ザ・産業」。19.03.09 太平田鉱山)

 

2019年3月某日の日帰り旅行。水戸駅駅レンタカーを借り,今月で操業停止となる日立セメント・太平田鉱山の索道を見に行った。日立の駅レンタカーを選択する手もあったのだが,営業時間が18時までで,返却を考えると行程がややタイトになる恐れがあったので,より営業時間の長い水戸駅で調達した。旧駅レン営業所の前で開店時刻を待ったが,時間になっても一向に人の気配が感じられない。よくよく見てみると,何と先日から近くのオリックスレンタカーへの業務委託を開始していたらしい。気付くまでの数分を無駄にしてしまった。

1時間ほどドライブして,まずは太平田鉱山の「川上」にあたる貯鉱場に到着した。

  

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近くの空き地に車を停めておく。日立から常陸太田へと抜ける県道37号線の道路沿いに,鉱山施設が姿を現した。初春の抜けるような青空を背に,昭和的なグリーンの巨体が機械音を響かせていた。

 

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更に奥に進むと,鉱石を一時的に蓄えておく場所が見えてきた。貯鉱場とでも言えばよいだろうか。見ている間にもダンプカーが何台も往来していた(写真はもちろん,敷地外から撮影)。

 

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道路を跨ぐベルトコンベアー。これより左側は鉱山の敷地内,立入禁止である。

 

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コンベアーから落下した鉱石が車や歩行者(実際ここを歩く者などは居ないだろうが)に直撃するのを防ぐために,37号線には簡素な屋根が掛かっている。

 

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屋根をくぐり,西側から貯鉱場を望む。錆色の看板が良く似合う。

 

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巨大な砂時計でも見ているかのような気分になる。ザ・工業,ザ・産業の絵,何とも形容しがたい感情を抱く。こういう想いを「グッと来る」と表現しておこう。

 

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鉱石はシュークリームの生クリームとカスタードクリームのような,白と黄色のツートンカラー。どちらの山も,燦燦と注ぐ陽光に眩く輝いていた。シャッタースピード1/1000秒で,石のシャワーを空中で止めてみると,大小さまざまな鉱石が混交している様子が見て取れた。

 

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コンベアーのジョイント部分も面白そうなのだが,囲いがあるため石の動きは良く見えなかった。

気付けば,石灰石の粉末の所為だろうか,目と鼻に強烈な痒みを感じ始めていたのだが,この日の粘膜への刺激は未だほんの序章にすぎなかった…。

 

その2へ続く。

 

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