梟の島

-追想の為の記録-

銀雪のしなの鉄道撮影(3):黒姫~古間,雪原に映える湘南色。

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雪原に色の帯。 2018.01.07 しなの鉄道 古間~黒姫
 

2018年1月7日,しなの鉄道北しなの線の撮影。信越大橋の大俯瞰からタクシーで移動し,黒姫~古間の川原踏切,そして定番の陸橋で。初代長野色と初対戦。この塗色,とても気に入った。


さて,次なる列車に向けて,再び移動である。今度は陸橋の下に下りる。直線距離では20mほどなのだが,一度南側の信号に行き,折り返してくるので,200mほど歩く。 

陸橋からの画角で手前に見えていた雪原を,さらに大きく取り込むアングルである。

 

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まずはしなの鉄道色が通過していった。灰色は地味なのだが,差色には十分の美しさである。

この下り列車の後,この折り返しではなく,先に通過するのは次なる下り列車。少し間隔があくので,休憩。待つこと35分,ちょうど正午を回った頃,ローテーション通り,湘南色が姿を現した。

 

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雪原を駆け抜ける。

 

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黒姫山は低い雲の向こう。鮮やかなツートンカラーは,冬にもよく映えた。

 

黒姫駅で交換してくる上り列車は,しなの鉄道色。本命列車ではないが,急いで陸橋上の定番アングルまで走って移動し,どうにか間に合った。

 

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雪催いの正午を行く。

 

さて,続いての列車は,先程の湘南色の折り返しだが,間隔としては1時間ほど開く。再び徒歩で移動を開始し,古間方面へ。セブンイレブンで昼食を調達し,18号線から県道364号線へ。古間駅の北側で,鳥居川と線路が交わるあたりの,次なる「雪原」を目指した。

なかなか長い徒歩移動だったが,無事に到着。満を持して,列車がやって来た。

 

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「屏風」を背に,湘南色の舞いは美しい。

 

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3両編成は,愛らしいのだが,捉えづらい長さでもある。編成写真を美しく撮るのに腐心した。

 

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築堤の雪を深緑のボディに反映し,列車はゆっくりと古間駅へと入線していった。

牟礼の峠越えに向けて, 準備は十分だ。

 

その4(牟礼~古間,戸草の定番カーブ)へ続く。

 

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