梟の島 -叙情的叙景詩-

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雨の那珂湊(1):駅から釈迦町の商店街,そして山ノ上町へ。

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雨降り。 2022.01.11 那珂湊

 


1月11日(火)。年始一発目の水戸出張を終えた。前日の常陸太田散策の疲労は確かに蓄積していたし,天気も雨降りだったのだが,気合を入れ直し,計画を実行に移すべく,水戸駅から501系に一駅乗り,勝田へ。0番線のひたちなか海浜鉄道に乗り換え,那珂湊駅には15時前に到着した。

 

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久しぶりだ…大先輩。2012年4月に撮影に来たが,あれからもう10年が経とうとしているのだ。いつ見てもこの柔和な表情は,筆者の心を惹きつけてやまない。

 

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那珂湊駅も当然ながら10年ぶりである。あの時は近くを暴走族が通る音がけたたましく,恐ろしくもあったのを思い出す。今日は雨降り,そして静かだ。

 

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中線で眠る長老に,しばしの別れを告げる。

 

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方杖により支持された屋根,広めのプラットフォーム。色褪せた原色のベンチといい,絵になる駅である。

 

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改札を出てすぐの食堂とその隣の家にレンズを向け,シャッターを切る。今一度散策の準備を整え,出発である。

 

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まずは真っ直ぐ南へ。

 

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突き当たりで西を見ると,古い商店街の面影が見て取れる。

 

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モルタル,錆,平屋,看板。倉庫だったのか。

 

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錆と木塀と山茶花と。

 

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ノーズル工業。

 

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ひっそりと静まり返っている。

 

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装飾的な街灯が,かつての商店街としての喧騒を思わせる。

 

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初めの信号に戻る。安源七商店。ガラス戸には,カレンダー,うちわ,せんす,名入りタオルなどと書かれていた。

 

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駅からこの辺りは釈迦町。

 

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完全飼料。

 

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裏手は荒廃している様子だ。

 

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完全飼料の看板の横から南に伸びる路地へ。人の気配はあるので,ささっと通り抜ける。

 

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板壁の家と,急坂。

 

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坂は小さな暗い林に続いてゆき,それを抜けると丘の上の住宅地に出た。

 

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冬にしては緑が生い茂っている。駅に歩いてゆく高校の生徒たちとすれ違った。

 

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山ノ上町という,藤子不二雄的なネーミングの街を歩く。すべて住宅のようで,店舗は見当たらない。

 

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雨に濡れた冬枯れの草の赤褐色が,妙に重々しい演出のようだった。

 

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目抜き通りを東へ歩き,地名は湊中央へ。琺瑯看板はここではなく釈迦町の洋品店のものだった。

 

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黒々とした壁。

 

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スナックが何店舗か入っていた建物も,看板が殆ど無くなり,オーラが感じられなかった。ストリートビューで見ると,昔はもう少し艶やかな表情をしていたようだ。

 

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那珂湊天満宮の鳥居。昭和12年に竣工と書かれている。戦中そして戦後の那珂湊を,この地でじっと見守って来た,街の証人である。

 

その2へ続く。

 

 

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