梟の島

梟の島 -叙情的叙景詩-

-叙情的叙景詩-

沼田逍遥(1):トラス屋根の階段と急坂を登り,沼田駅から市街へ。

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倉内通りに夕陽が差す。 2021.03.10 沼田

 


2021年3月10日(水)。中之条での現地実験の前日,公共交通が混雑しない昼前を狙って出発し,少しばかり群馬県内を散策。上毛高原から関越交通に乗り換え,水上温泉の中心部と水上駅前の街をじっくりと歩き回った。

▼水上逍遥はこちらから。

 

気付けば長時間の散策となっていた。水上駅のベンチに座って一休みし,沼田への道中でも体力回復に努めた。

 

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強風の影響で少し遅延した211系の上越線。野球部だろうか,坊主頭の4人組と共に沼田駅に降り立った。

予定が大幅に押してしまっていたので,急いで市街地へ向かう。といっても,沼田駅は谷の底,沼田市街は台地の上。その標高差はなんと90mもあるのだ。駅前を歩くと早速,急坂に差し掛かった。

 

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ゼネラルの看板が素敵な建物。

 

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いかに坂が急であるか見て取れるだろう。

 

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廃旅館を右手に見ながら,勢いに乗ってぐんぐん高度を稼いでゆく。

 

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すると忽然と姿を現すのが,この屋根付きの階段である。

小学生が「グリコ」をやりながら下ってきていた。なんと長閑で平和な時間だろうか…。

 

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中に入れば,木造の架構が剥き出しである。暫く登ると左に曲がってゆく。先が見えない。

 

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坂も急なら,階段も急である。

 

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褪せたトラスが美しい。 

 

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小さな踊り場にて。ああ,いいな。これ。想像以上に良い。

先程の小学生たちは,一人が大きく負けて遅れをとっていたので,途中で飽きて遊びをやめたようだった。

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鉄道関連の構造物のような佇まいであるが,これは道と道を短絡するための階段だ。

 

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カーブを曲がると,程なくして階段は終点である。

 

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これでだいぶ標高が上がったかと思ったが,このあと更にとんでもない急坂「滝坂」が待ち構えていた。

 

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階段脇の建物を撮った後は,息を弾ませながらひたすら上る。立派なトレーニングコースだった。

 

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坂を上り切ると,ようやく街の気配が感じられてきた。

 

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車の音が聞こえる。

 

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倉内通り。

 

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街だ…。

 

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神明宮の脇にへばりつく建築たち。数人でその気になったら持ち上げられてしまいそうだ。

 

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とりあえずSONY SONY.

 

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はて,この薄い敷地の一角が成立したきっかけを知りたいものである。 

 

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勝又洋品店。かなり高齢のお爺さんが,中で作業をしていた。

 

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70年代中盤くらいの空気感。

 

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臨場感は,意図せず突然生まれる。強いて言えば,奥行方向がうまく表現された時,なのだろうか。

 

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東北東を見る。なんと美しい街並みだろう…。

 

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わずかに西に傾いた北面なのだが,水平に近い夕陽を受け,ファサードが眩しい。

 

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この一角,気に入った。いや,この街,想像以上に良さそうだ…。

  

沼田逍遥その2へ続く。

 

 

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