6月16日(水)。郡山での出張調査の前日に,福島県内を散策。磐越東線・大越駅の南側の名も無き商店街,磐城常葉駅前に続き,船引の街並みを歩いている。
▼その1はこちらから。
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さて,元のT字路に戻り,磐越東線・船引駅方面へと歩いてゆこう。
船引駅へと続く,県道172号線。
引き続き2灯の街灯が並ぶ。
道幅は広い。
昭和フォントが並ぶ。
凝った意匠の看板建築,ペントハウス付。良い並びだ。
大滝根川を渡る橋にて。
来た道を振り返る。山裾の街並みは美しい。
デイケアサービスから帰宅する老人の後を歩き,橋の南で住宅街に切れ込んでゆく道を西に進むと,雪国仕様の佇まいの古家があった。
細い橋で大滝根川を渡る。
普段は美しい川面が見られるのだろう。 この日は濁流…。5年前に飯坂温泉に行った際もこんな天気だったことを思い出す。
突如として居酒屋が姿を現した。
そして川の北を東西に沿う「すずらん通り」に入る。変わった形の黄色い街灯が,妙に艶っぽい。
そしてこの街は,国道沿いとは異なり,色が多い。
天婦羅屋 三鈴。
スナックの跡か。扉も塗色も凝っている。黄色の街灯の差し色がニクい。
BAR シャトー。
ここも恐らくは店舗だったのだろう。
すずらん通りはどうやら,船引の街の小さな歓楽街の中心だったようだ。この辺りで飲食店街は終わるので,来た道を引き返す。
18禁の天ぷら屋。
想像以上に「豊作」で驚いた。
先程渡ってきた橋を右手に見る。
「ジョッキー」は,今なお現役のようだった。
県道に戻って来た。雨上がりの質感が美しい…。
そして駅方面に向かう道は大きく左にカーブする。その両側に建つ建築物が実に美しいのだが,長くなるので次の記事に回すとしよう。
その4(船引町の妖艶なカーブ)に続く。
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