木造の廊下。 2022.09.11 下段駅
9月11日(日),富山地鉄駅舎巡歴の旅の2日目。上市町・旅館だんごやで朝を迎え,大岩山を散策した。
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清々しさを通り過ぎ,かなり暑苦しくなりつつある陽射の中,大岩を発つ。今日は立山線・上滝線の駅を中心に巡る計画であり,まずは榎町駅を目指した。本来は光の具合を鑑み,まず有峰口方面を周る予定だったのだが,既に時間が遅くなっていたので急遽計画を変更した形であった。
榎町駅。
白い簡素な駅舎である。
待合室。
空間としては古そうである。
ホームへの接続部の階段に,年代を感じる。
背の高い若い男性が一人,ホームで列車を待っていた。
ホームの西側には黄色の田圃が広がっていた。
屋根。
方杖付の柱の美しさ。
この強引な貼り方よ。
やはりここが一番好きだった。
紫陽花の季節は綺麗に見えるのだろう。
続いては下段駅。
「しただん」である。
ちょうど下り列車が入線したが,東急の車両であった。昨日,本線では一度も見なかったのだが。乗降客は数人ずつ居た。
改めて駅舎。褐色が良い。
ホームとの間の廊下へ。
昨日からこの空間がとても好きである。
ホーム。方杖と火打ちが複雑に集まる形は,西魚津駅とも似ている。
稲刈りの真最中。
コンバインが反時計回りに,黄緑色を刈り取ってゆく。
2日目にもなると「富山地鉄らしさ」というものが良く見えてくる。
やっぱりここだなぁ…と思い,更に何枚も撮影してしまった。
するとニューレッドアローが通過。臨時列車のようだった。
幸先の良いスタートである。
その15に続く。
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