高架下。 2016.10.16 有楽町
2016年10月16日(日)。くはね氏と3ヶ月ぶりに予定を合わせ,さくっと撮影へ。前日まで特に予定を固めていなかったのだが,めぼしい貨物列車も見当たらなかったので,15時に東京駅で集合。新橋で佳肴にありつくまでの間,ガード下を歩くことにした。
まずはガード下の「オブジェ」のような橋脚。リベットが年齢を語る。
駐車場のようなデザインが目を引く。
仄暗い「穴」を歩く。
封じられた横穴。
丸三横丁は平日午前中しか開かないのだったっけ。健在だろうか。
ガード下のマグロ屋。
パース。コンクリートブロック壁が見える。
長いトンネルを抜けると,ここは有楽町のガード下。
店舗は歯抜けになっている。もしかすると風前の灯火なのかもしれない。
駅前には埃だらけの,隙間のような通路もある。これが天下の東京駅の隣駅の姿。
百果園。歌舞伎町の入口の店舗も狭小な間口が印象的だが,有楽町店も負けていない。
シルバーのコンコース。
「丸の内」や「銀座」とは縁のなさそうな風貌の人々が,昼下がりから管を巻いているのが印象的だった。
このあたりは蒐集してきたものだろうか。
とはいえ,まじまじと見てしまう。
空間そのものは本物で,掲示物そのものも本物だから,当然ながら絵力がある。
Facebookにアップした際,ものすごい勢いでタグ付けを要求されたのだったw
YとKを失くした有楽コンコース。
この上をスカイブルーの103系が走っていた頃を,僕はぎりぎり知っているような,知らないような。「東京のでんしゃずかん」といったかな,幼少の頃に好きだった本では紹介されていたような気がする。京浜東北線からの103系の撤退は早かった。
次なるガード下に切り込んでゆく。
狭い路地に,客引きが数人。
黒と朱と。
平日はきっとサラリーマンの味方である。
そんな飲食店街を突き抜けると,あたりは突然「暗転」。
このような「亜空間」はこの頃から大好物である。
反対側に抜ける。人通りは無い。
微かなスリル。
ゲテモノ食いは今も変わらず。このあたりの空間は現存しているのだろうか。
その2へ続く。
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