角部屋。 2021.11.29 瀬見温泉
11月29日(月)。新庄出張の前日。肘折温泉で一夜を過ごし,新庄に戻る。当初の予定を変更し,純喫茶・街路樹でのんびりとした時間を過ごした後,13時すぎに瀬見温泉駅に到着。しばらく小国川沿いを歩いてから温泉街を散策し,念願の喜至楼に投宿した。
▼その1はこちらから。
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部屋に荷物を置いてから,館内の撮影大会を実行。廊下を渡り,本館から別館に移動してきた(前編を参照)。引き続き館内を見て回ろう。
炊事場の扉が開いていた。
展示も充実している。これだけあると,じっくり見るのは大変だ。
格子が可愛らしい。
別館の客室へと上ってゆく。
本館に比べれば新しいが,それでも良い渋さだ。宿泊料金はこちらだと+1,000円だったか。
青白い廊下。
別館にも浴場がある。
気温が下がってきたからか,湯気が充満していて,ほぼ何も見えなかった。
つつしみましょう。
階段を下りよう。
さて,概ね面白そうなところは見て回っただろう。
撮影大会はこれにて終了。
時刻は16時30分,青白い夕べ。
窓明かりが漏れる時間。
嬉しい事に,3階の角部屋を案内していただいた。
6畳は最高だ。
この絶妙さ。
ストーブをつけるとすぐに暖まるが,消すとすぐに室温が下がってゆく。
扉の上の明かり取り窓は外開きになっていた。
風呂に入り,写真の整理をしながらのんびりと過ごした。
夕食は簡素なプラン。
カニ。
アユの塩焼きを追加した。
このまま売って欲しいくらいだった。
夕食後も外に出てみた。
あの窓明かりが俺の部屋…そう思うだけで嬉しくなるのだった。わざと電気を点けたまま降りて来たのは言うまでもない。
夜長を楽しむ。
蒲団からの眺め。
そして今日の宿泊費(これだけの贅沢を味わいながら6,500円という,驚きの価格である)が経費で出るのだ…。罰が当たりそうなくらい,幸福な時間であった。
その5(喜至楼で迎える朝)へ続く。
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