梟の島

-追想の為の記録-

五能線キハ40,最後の秋(10):板柳駅,一日一回の交換風景を撮影。

2020年10月30日(金)。2835Dに先回りして,板柳駅へ。駅前で道を誤り苦戦したが,無事に到着。島式ホームの中央で入線を待ち受け,2830Dと2835Dの交換風景をシンメトリックに撮影。左右両方の耳でエンジン音を感じられるのも,なかなか良い体験だった。

五能線キハ40,最後の秋(9):鳴沢駅発車,黄昏の寂寥感。

2020年10月30日(金)。北金ヶ沢~陸奥柳田の陸橋で撮影した2835Dに,鳴沢駅で追い付いた。日没15分前の薄暗い小駅,列車は短い停車時間をあっという間に終え,エギゾーストを力強く噴き上げる。ススキと私に見送られ,ゆっくり,ゆっくりと,夕闇迫る鉄路へ…

五能線キハ40,最後の秋(8):夕冷えの北金ヶ沢,小俯瞰。

2020年10月30日(金)。驫木駅のストレートから追い掛けて,北金ヶ沢~陸奥柳田の,最も北金ヶ沢駅寄りの陸橋へと先回り。まだ15時台だというのに辺りは寒々しい青白色に変容していった。リゾートしらかみを後追いで撮影した後,2835Dを迎えた。

五能線キハ40,最後の秋(7):嵐の夕刻,驫木駅を発つ。

2020年10月30日(金)。2835Dは,驫木駅のストレートの風合瀬側で待ち構える。太陽は隠れているのだが,上空の雲が薄いため,視界は鈍い橙色に染まっている。逆光気味の光線状態ならではの質感で,驫木駅を発ち風合瀬へと向かうキハ40の姿を撮影する。

五能線キハ40,最後の秋(6):驫木~追良瀬,晩秋の絶景区間をゆく。

2020年10月30日(金)。鳴沢~鰺ケ沢での撮影の後は,2828Dを追い掛けて先回りし,驫木~追良瀬間,塩見崎の南側で再び迎え撃つ。空には立体的な雲が多く,波はやや高い。海も断崖も,列車の色も,13時台の低い陽光に照らされて不思議に鮮やかだった。

五能線キハ40,最後の秋(5):鳴沢~鰺ケ沢,暖色の陽光と日本海。

2020年10月30日(金)。青森銀行記念館を撮影した後に向かった現場調査は,驚いたことに巻きで終了。急遽計画を変更し,海を背景に据えた鳴沢~鰺ケ沢のストレートの撮影地へ。列車通過直前に雲の切れ目から陽光が差し,一面を暖色に染め上げた。

五能線キハ40,最後の秋(4):鶴泊~板柳,虹と雲と国鉄型と。

2020年10月30日(金)。現場調査の前に,五能線の「朝練」。鶴泊~板柳をロケハンし,線路際の畦道で2823Dを撮影。線路脇の築堤部分の雑草は,褐色の中に赤や橙が混じっており,秋らしい装いである。後追いでは期せずして側面に東の明るい空が反映し,雰囲気…

五能線キハ40,最後の秋(3):鶴泊~板柳,嵐の後の4連&快速。

2020年10月30日(金)。現場調査の前に,五能線の「朝練」を試みる。鶴泊~板柳の,岩木山を背景に置く有名撮影地へ。嵐が去ったころ,下りの1番列車,4連の821Dを撮影。次の3524D「快速」は,黄色い光の中,陸橋から俯角を付けた構図で撮影。

五能線キハ40,最後の秋(2):未明の川部駅,鶴泊は雨。

2020年10月30日(金)。現場調査の前に,五能線の「朝練」を試みる。一番列車・822Dに弘前から乗車し,川部駅での停車時間中にホームの様子を撮影し,林崎駅付近では車窓から未明のりんご畑を眺める。目的地・鶴泊駅の直前で列車は強い雨に見舞われた。

五能線キハ40,最後の秋(1):未明の弘前駅を一番列車で発つ。

2020年10月30日(金)。前夜のうちに喜多方から弘前へ移動。10時からの現場調査の前に,五能線の「朝練」を試みる。板柳~鶴泊間の撮影地に向かうため,一番列車・822Dに乗車する。ホーム撮りをした後,自分のほかに乗客わずか1名の車内を撮影してゆく。

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