梟の島

-追想の為の記録-

岐阜・繊維問屋街(6):一条通り・問屋町2丁目中央通り,昼の静寂。

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一条通り 2021.10.08 岐阜・繊維問屋街

 


10月8日(金)。出張当日の朝も7時半頃から活動を開始し,前夜に続き繊維問屋街へ。中問屋町と東2丁目・東3丁目,問屋町1丁目~4丁目を巡りながら撮影してきた。

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いよいよ最後に,一条通りと問屋町2丁目中央通りの昼の姿を紹介してゆこう。

 

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1丁目のバリケード越しに一条通りを見る。

 

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色の印象。

 

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営業中の店舗も多い。

 

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しかし客足は無い。

 

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静寂と昼の光。

 

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SUTAIRU再び。

 

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スタイル商会。

 

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立体的装テン再び。

 

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黄色の道。

 

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日が翳ると青白い。

 

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ちょっとリアルな兎。

 

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雑然。

 

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こうやって撮影してみると,あちこちの線が歪んでいて垂直が取りづらい。

 

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田代タオル。

 

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人が居ないのに,明るく清々しい光が大空間に降り注いでいて,物寂しい。

 

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コンクリートが一部崩落してしまっているため,横道は立入禁止。

 

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一条通りの全容。

 

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長大なアーケード。往時の栄華は歴史の向こうに霞みつつある。

 

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2丁目中央通りへ。

 

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水色の道。

 

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一条通りへの横道。

 

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裏。

 

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どことなく日本離れした線の細さ,面の重厚さの中にある線の軽妙さが感じとれる。日本(というかアジア)のブチョッとした,モタモタした太い線も嫌いではないのだが。

 

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男性物が陳列されているとやはり少し見たくなってしまう。ものの品質の割に値段は安いのだろうな…などと思いつつ撮影。

そういえばこのところ,まったく服を買っていない。コロナ禍対応で,すぐに洗えて,すぐに乾くものを優先的に着るようになってしまっている。コロナが落ち着いたらまた着飾りたいものだ。

 

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ありがとうございます。

 

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役割を終えた物。

 

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この背の高さは唯一無二か。

 

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アーケードにぽつんと立ち尽くしているセルフショットくらい撮っておきたかった。万単位で「もの」を撮影している自分自身のことは誰も撮ってくれないという悲しさが,日を追うごとに増してきている。他人の祝宴でもカメラマンごっこをやって,それなりに喜んでもらえるのは嬉しいのだが,そんな自分自身の姿は集合写真以外で殆ど記録されないのだから,何だか時々虚しくもなる。そろそろ断髪しようと思っているのだが,超長髪になった自分の姿を記録した写真が殆ど存在していないので,まだ踏み切れずにいる。

 

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スン,とした閑寂。

 

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妊婦服卸。

 

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望遠で圧縮し,キメる。

 

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これにて未練なし。

 

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最後は問屋町中央ビルの外観。

 

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青空と,青空。

昨晩から二巡以上歩いたが,合計で何枚撮影しただろう。正直なところ繊維問屋街は「ベタ」な被写体だという思いが強く,つい斜に構えてしまい,計画の段階では優先順位を低めに設定していたのだった。しかし実際に訪れてみて,やはり定番の魅力というのは素晴らしいものがあると感じた。鉄道写真でもかつて同じように,定番構図や王道の撮影地の魅力について考えたことを思い出す。まずは王道を押さえ,王道に学ぶことで,初めてそこから外れてゆくことが出来るようになるのだ。尤も,この趣味自体が邪道な訳で,邪道の王道とは何ぞや,という話でもあるのだが。

このように考えてゆくと,フクロウは王道を押さえるべく,一日も早く近畿に足を運ばなければいけないのだろう。このところ仕事でなかなか関ヶ原を越えられない日々が続いているのだが,来年度あたり良縁に恵まれることを祈りつつ,無ければ久々に「旅行のための旅行」が出来ればと思う。

 

問屋街を後にし,駅で集合。午後は仕事。色々と問題は生じたが,陽の光のあるうちに岐阜駅で解散となった。未だ十分に散策できる時間だったので,気力体力を振り絞り,徒歩で柳ヶ瀬に向かうことにした。

 

柳ケ瀬の歓楽街散策へ続く。

 

 

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